2014年の「生活経済政策」のご案内(No.204~)
生活経済政策 2014年12月号(No.215)
明日への視角
- 偶感/間宮 陽介
特集 発想の転換を! —ピケティの『21世紀の資本論』を超えて—
- はじめに/小川 有美
- 「失われた20年」の俗説に潜む発想からの転換を/高橋 伸彰
- 「失われた20年」と資本主義の終焉/水野 和夫
- 格差拡大の解消へ向けた憲法改革/アンドリュー・J.サター
- 「独立運動」の視点から考える地域民主主義の刷新—スコットランドからの示唆—/山﨑 幹根
- 文化動員と社会変容—体制転換なき革命について—/五野井 郁夫
投稿論文
- 現代日本における増税と政党間競争[前編]/豊福 実紀
連載 異端の経済学[5]
- J.M.ケインズ著『雇用、利子および貨幣の一般理論』/高橋 伸彰
書評
- 梶原健嗣著『戦後河川行政とダム開発—利根川水系における治水・利水の構造転換』/大熊 孝
生活経済政策 2014年11月号(No.214)
明日への視角
- 強い立場と弱い立場/井内 啓二
特集 社会的投資戦略は日本の危機への切り札
- はじめに/三浦 まり
- 社会的投資-福祉国家の新しいパラダイム/ブルーノ・パリエ
- オランダ:社会的投資戦略への華麗なる転換?/水島 治郎
- 社会的投資による社会の底上げ—イギリスの子どもの貧困対策—/濵田 江里子
- フランス:「戦略」を欠いた社会的投資/千田 航
- 福祉国家から社会投資国家へ?―韓国の経験/金 成垣
連載 家族とジェンダー[5](最終回)
- 女性の社会進出とジェンダーの視点/松信 ひろみ
書評
- 山口二郎・中北浩爾編
『民主党とは何だったのか—キーパーソンたちの証言』/武田 宏子
生活経済政策 2014年10月号(No.213)
明日への視角
- 住民の声を聴き、サービスをつくる/沼尾 波子
特集 女性労働とポジティブ・アクション
- はじめに/杉浦 浩美
- ポジティブ・アクションの必要性と法政策の課題―実質的平等実現のために―/神尾 真知子
- アメリカのアファーマティブ・アクション/大沢 真知子
- 女性のキャリア形成とポジティブ・アクション/金井 篤子
- 企業の差別是正の取組みを促進する法的なしくみのあり方―イギリスの規制手法を参考に―/内藤 忍
連載 21世紀の社会民主主義のために[4]
- 国際進歩連合:社会主義インターのオルタナティブたりうるか?/住沢 博紀
連載 異端の経済学[4]
- J.A.シュムペーター『経済発展の理論』/高橋 伸彰
書評
- 山田陽一著『日中労働組合交流史 60年の軌跡』/山口 茂記
生活経済政策 2014年9月号(No.212)
明日への視角
- 女性票を掴むのは誰か?/三浦 まり
特集 年金財政検証を考える
- はじめに/駒村 康平
- 2014年 財政検証結果のポイントと今後の年金財政の課題/中嶋 邦夫
- 2014年 年金財政検証と必要な改革/駒村 康平
- 年金財政の検証について/丸尾 直美
- GPIF運用見直しの問題点/西沢 和彦
報告
- 現代イタリアの移民政策の変化―政党・労働組合・地域社会の対応―/伊藤 武
連載 雇用とジェンダー[5](最終回)
- 中国電力の賃金差別/浅倉 むつ子
書評
- 新川敏光著『福祉国家変革の理路:労働・福祉・自由』/福士 正博
生活経済政策 2014年8月号(No.211)
明日への視角
- 急増する特殊詐欺/小俣 利通
特集 高まる日本のナショナリズム
- はじめに/中北 浩爾
- 東アジア国際秩序変動と安倍政権の安全保障政策/遠藤 誠治
- 日本政治の「右傾化」―靖国問題を中心に―/中野 晃一
- 日本社会は右傾化しているか:世論調査にみる実相/堀江 孝司
- 「競争」し合う日韓のナショナリズム:ナショナリズムを「鍛え直す」ために/木宮 正史
- 脆い容れ物の中で逸る意識―ウクライナ・ナショナリズムの現実―/伊東 孝之
連載 組合時評[5](最終回)
- 開かれた春闘/篠田 徹
書評
- 中北浩爾著『自民党政治の変容』/村上 信一郎
生活経済政策 2014年7月号(No.210)
明日への視角
- 知識人と権力、あるいは「団塊の世代」の恥/村上 信一郎
連載 家族とジェンダー[4]
- 団塊世代の退職と家族生活/松信 ひろみ
特集 普遍主義考―財政からのアプローチ
- はじめに/星野 泉
- 普遍主義のための財政/菅原 敏夫
- 「普遍主義」と「選別主義」―国民の合意を引き出す福祉の条件について―/福田 直人
- スウェーデンの財政構造にみる普遍主義/古市 将人
報告
- ネオリベラル化するオーストラリアの移民政策とその影響/杉田 弘也
書評
- 本田宏・堀江孝司 編著『脱原発の比較政治学』/住沢 博紀
生活経済政策 2014年6月号(No.209)
明日への視角
- 2020年に向けた「ICT利活用促進」―社会的課題の解決に向けて/野田 三七生
特集 ディーセント・ワークと雇用改革
- はじめに/萩原 久美子
- 安倍「雇用改革」とグローバル戦略/田端 博邦
- 同一価値労働同一賃金原則の今日的重要性―「正社員改革」の意味―/森 ます美
- 安倍政権下における家事労働者の導入について―労働市場の特性と諸外国の事例―/安里 和晃
- 限定正社員はディーセントな働き方か?/濱口 桂一郎
- アベノミクス賃金政策と労使関係―政策的ベア誘導の陥穽と労働問題の核心―/兵頭 淳史
報告
- 労働・福祉・移民をめぐる再編/水島 治郎
連載 雇用とジェンダー[4]
- イギリスの2010年平等法/浅倉 むつ子
書評
- キャサリン・S.ニューマン著/萩原久美子、 桑島薫訳
『親元暮らしという戦略―アコーデオン・ファミリーの時代』/松信 ひろみ
生活経済政策 2014年5月号(No.208)
明日への視角
- 二つの主要危機後、世界ガバナンスの変化/西川 潤
特集 アベノミクスと財政
- はじめに/星野 泉
- アベノミクスと財政健全化/中野 英夫
- 英国キャメロン政権の緊縮政策とアベノミクス/兼村 高文
- フィンランドにおける成長戦略と構造改革/小野 島真
- 韓国朴槿惠政権の経済革新3ヵ年計画とアベノミクス/中村 虎彰
報告
- 移民・多文化主義・労働運動/新川 敏光
組合時評[4]
- 労使関係論、労働組合論の行方/篠田 徹
書評
- 網谷龍介・伊藤武・成廣孝編『ヨーロッパのデモクラシー』[改訂第2版]/小川 有美
生活経済政策 2014年4月号(No.207)
明日への視角
- 「見えない労働」をなめてきたツケ/竹信 三恵子
連載 家族とジェンダー[3]
- 母親の育児ストレスと父親の育児/松信 ひろみ
特集 ポスト都知事選—日本の未来と東京
- はじめに/萩原 久美子
- 座談会 地方政治はどこまで国政に迫れるか―暮らし、開発、脱原発/住沢 博紀/青山 佾 /サーラ・スヴェン/山口二郎
- 職場で地方政治を語れ―政党と労働組合との接点/南雲 弘行
先進国における財政再建への挑戦[12]
- 1990年代アメリカの財政再建と予算制度改革/谷 達彦
書評
- 今井 照著『自治体再建―原発避難と「移動する村」―』/辻山 幸宣
生活経済政策 2014年3月号(No.206)
明日への視角
- 3.11からの3年間をふりかえって―新たな決意―/氏家 常雄
連載 異端の経済学[3]
- F・A・ハイエク著『自由の条件Ⅰ~Ⅲ』/高橋 伸彰
特集 日本企業に女性の活躍推進は可能か
- 特集にあたって/杉浦 浩美
- 日本企業で女性が本当の意味で活躍することは可能か?/脇坂 明
- 就職結果における男女差は縮小してきたか/三輪 哲
- キャリア継続と両立支援―女性の活躍機会の拡大に向けて―/池田 心豪
- 男女雇用機会均等法制定から今日/南部 美智代
先進国における財政再建への挑戦 [11]
- 1990年代のスウェーデンにおける財政再建と予算制度改革/伊集 守直/古市 将人
連載 21世紀の社会民主主義のために[3]
- 分岐点にたつドイツ社民党SPD/住沢 博紀
書評
- 『排除にあう人々の就労を創る 柏井宏之×闘う仏教! 高根英博』/米倉 克良
生活経済政策 2014年2月号(No.205)
明日への視角
- 普天間基地移転と本土の市民/辻山 幸宣
連載 雇用とジェンダー[3]
- 女性障害者に対する複合差別/浅倉 むつ子
特集 2014年度政府予算の分析と課題
- [総論]消費税増税による歳出拡大と国債減額/町田 俊彦
- [各論Ⅰ]家計圧迫、企業優遇型の2014年度税制改正/片桐 正俊
- [各論Ⅱ]「新規国債発行と財政投融資」減額予算の意味/江川 雅司
- [各論Ⅲ]過渡期にある公共事業予算/浅羽 隆史
- [各論Ⅳ]消費税増収による「社会保障の充実」と社会保障関係予算/吉岡 成子
- [各論Ⅴ]揺らぐ地方財政調整のあり方/星野 泉
- [特論Ⅰ]東日本大震災の復旧・復興及び原子力関連予算、文教関係予算/関口 浩
- [特論Ⅱ]特別会計と独立行政法人の改革/兼村 高文
先進国における財政再建への挑戦 [10]
- スウェーデンにおける地方財政規律の高さをどうみるか
—普遍主義的福祉国家の政府間財政関係—/高端 正幸
書評
- 平山洋介・斎藤浩編『住まいを再生する―東北復興の政策・制度論』/佐藤 和宏
生活経済政策 2014年1月号(No.204)
明日への視角
- 武器輸出三原則は本義にそった論議を/浜谷 惇
連載 組合時評[3]
- AFL-CIOの新構想で考える/篠田 徹
特集 2014から2030へ—次世代に希望ある社会を-連合評価委員会最終報告から10年-
- まえがき/小川有美
- 座談会 2014から2030へ-次世代に希望ある社会を/小川有美/宇野重規/諸富 徹/竹中千春
先進国における財政再建への挑戦 [9]
- アメリカにおける所得税中心主義の維持と増税を巡る議会内議論/吉弘憲介
論文
書評
- 坪郷 實著『脱原発とエネルギー政策の転換―ドイツの事例から―』/アンドリュー・デウィット