単行本
地域包括ケアと生活保障の再編—新しい「支え合い」システムを創る
宮本太郎 編著
本書は、日本が直面する人口減少社会に対して、いかに地方の持続可能性を維持するかをテーマとした、生活研の「人口減少社会における新たな社会(生活保障)システムのあり方に関する研究会(略称:新しい社会システム研究会)」の議論をふまえ書き下ろされました。
「極点社会」が大きな話題となる中で、安倍政権の「地方創生」の議論や地方分権のあり方など、直面する課題の現状分析と新しいシステム構築に向けて示唆に富んだ内容となっており、持続可能な地域づくりにかかわっているみなさんにとって一助となるはずですので、是非ご一読ください。
明石書店/四六判並製/284頁
本体価格2,400円+税
ISBN 9784750341002
本書の内容
序 地域包括ケアと生活保障/宮本太郎(中央大学法学部教授)
第1章地域社会を以下に支えるのか—生活保護の再編と地域包括ケア/宮本太郎(同上)
第2章「関係自治体」の再編に向けて—東日本大震災と市町村合併の経験から/今井照(福島大学行政政策学類教授)
第3章生活保障システムの転換と地域包括ケア/井上信宏(信州大学経済学部教授)
第4章地域包括ケアシステムにおける自治体行財政運営の課題/沼尾波子(日本大学経済学部教授)
第5章自治体病院の経営再生/井関友伸(城西大学経営学部教授)
第6章日本における社会的企業の現状と課題/大門正彦(一般社団法人生活経済政策研究所専務理事)
座談会地域包括ケアと地域共生のこれから
宮本太郎(同上)
猪飼周平(一橋大学社会学研究科教授)
沼尾波子(同上)
堀田聰子(労働政策研究・研修機構研究員)
あとがき宮本太郎(同上)
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