生活研ブックス No.23
憲法研究会報告
新藤 宗幸
千葉大学法経学部教授
杉田 敦
法政大学法学部教授
住沢 博紀
日本女子大学家政学部教授
高原 孝生
明治学院大学国際学部教授
山口 二郎
北海道大学公共政策大学院教授 (研究会主査)
目次・執筆担当者
はしがき
憲法研究会メンバー
憲法研究会開催日程
I 研究会報告 生活研・憲法研究会
1 憲法論議の過去と現在
2 これからの憲法論議
II テキストと実践としてのコンスティテューション(constitution) 杉田 敦
1 護憲論の完成
2 改憲論の陥穽
3 constitutionとは何か
4 憲法政治(constitution politics)とは何か
5 憲法典(constitutional text)とどうつき合うか
III 地方分権改革と憲法「改正」議論 新藤 宗幸
1 「三位一体改革」の教えるもの
2 憲法第八章の規定と法令の規律密度
3 憲法第八章「改正」の必要性
4 「道州制」論と憲法規定
IV 五五年レジームの移行と憲法改正問題 住沢 博紀
1 憲法改正問題の時代認識
2 三つの基本政策のユニット
3 戦後日本の総決算とは何か
4 憲法問題と小泉政権
5 憲法のもつ根源的な政治決定
6 占領政策、冷戦、社会構造の脱軍事化
7 九条の現代的意義
8 結論
V 米軍再編問題のとらえ方 高原 孝生
1 ニクソン・ドクトリン以来の「肩代わり」要求
2 冷戦後の「レビュー」
3 ラムズフェルドの「トランスフォーメーション」
4 日本との関連
5 「今のアメリカ」の問題性
6 オルターナティブとしての「平和政策」
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